VPN接続するためには
1・インターネット接続するための回線(光、ADSLなど)
2・VPN接続をするためのサーバーもしくはルーター
が必要です。
事務所間や、事務所と自宅など複数拠点に接続したい場合は、各々に1と2が必要です。
ここで注意することは、インターネット接続するための回線です。
ルーターが回線契約するとついてきて、VPN接続する機器がその下部に入ると、グローバルIP(インターネット接続する際に必要なIPアドレス)がもらえないものがあります。
上部のルーターは当然もらっているのですが、その下部がローカルIP(192.168.XXX.XXXのような)となってしまいます。
そうすると、上部のルーターでポートフォワーディングなどの面倒な設定をしなければいけなくなるので、VPN接続する機器はグローバルIPを自身で取得できる環境が良い(設定する側としては楽です)です。
また、固定IPを取得することが良いのですが、それにはコストがかかります。DDNS(ダイナミックDNS)というサービスがあります。無料だったり、有料だったりしますが、このサービスで固定IPを取得しなくてもVPN接続が可能です。ただし
1・VPN機器がそのサービスに対応している。
2・サービス自体が終了もしくは、障害で使用できなくなる。
特に、2番は障害が起きれば数日間使えなくなってしまうので、それを承知で使用してください。